歯周病治療
初期の歯周病はお薬で治せます
歯周病とは
歯周病とは、歯肉や歯を支えている組織に起こる病気のことを言います。
誰でも歯と歯肉の間には、すき間があります(歯周ポケット)。
この歯周ポケットに歯垢やバイ菌が入り込み、歯肉に炎症が起きた状態を「歯肉炎」、歯肉炎が進行し、歯を支えている組織を破壊し始めると「歯周病」になるのです。
当医院では「位相差顕微鏡」を使用し、口腔内細菌の種類や量等を患者様にわかりやすく説明する方法を取り入れております。
診断結果を映像で表示する事で、患者様に病変の具体的な場所や進行度を示すことができます。これにより、患者様は自身の歯周状態を客観的に確認し、治療の必要性を理解することができます。
歯周病の進行
- 歯肉炎
歯と歯肉の間にプラークがたまり始めると、歯肉が赤く腫れてきます。
- 軽度歯周病
バイ菌が歯槽骨を破壊し始めます。歯周ポケットの深さは約3mm。
- 重度歯周病
一般的に歯槽膿漏と呼ばれます。歯周ポケットの深さは6mm以上。
お薬で治す歯周病治療
歯周病は主に口腔内の細菌が原因で発病します。
現在行われている歯周病治療は、歯石を除去する事で菌を減らす事が出来ても、完全に除去することができないため、いわゆる「対処療法」でしかありません。
歯周内科治療は、お薬で除菌する治療法で、完全な菌の排除を目指しています。
発見が早いほど、菌を取り除くだけでも完全に治す事が可能になりました。
歯周内科治療
歯周内科では、位相差顕微鏡等を使って、お口の中の菌の検査をおこなったのち、検査内容に応じて最適な内服薬や歯磨き粉で治療を行います。
お口の中を清潔にする方法ですので、歯周病の進行状況に関係なく予防にも最適です。
メンテナンス
歯周病は治療が終わったからと言って気を抜かず、再発を防ぐことが大切です。
ブラッシングは怠らず、しっかり歯を磨きましょう。
歯周菌は人から人へ感染しますので、再感染に気をつけましょう。
細菌が感染しにくい様に、お口の中を清潔に保つ様に心がけましょう。
定期的に検診を受け、お口の中の状況をチェックしましょう。
歯周病治療のメリット
歯周病治療を行うと、口臭やネバネバ感、歯磨き時の出血が無くなるほか、歯ぐきが引き締まり、ピンク色の歯ぐきが蘇ります。歯周内科治療でお口の中の健康を取り戻しましょう。
ご相談ください
有方歯科では、お薬で歯周病を治す「歯周内科治療」に力を入れています。
症状にもよりますが、通常の症状であれば1日で治すことができます。
歯周病治療に不安を持っている方は、まずは当院までご相談ください。
無理をせず、薬で楽に治してしまいましょう。
治療中の痛みが気になる方へ
有方歯科では、できるだけ痛くない治療を心がけています。
無痛治療への取り組みについて詳しくはこちら